長野県
2009.6.22 |
長野県へ行って来ました。
新幹線−快速列車−バスを乗り継いで。
名古屋から長野までの快速列車の窓から見える景色は、
緑、緑また緑・・・そして、山の頂にはまだ雪が残っています。
出発から約7時間、今回の目的地である諏訪中央病院へたどり着きました。
この諏訪中央病院は、『がんばらない』を書かれた鎌田 實先生が名誉院長を務めていらっしゃる病院です。
病院の中を拝見すると、じゅうたん張りで壁、床は色合いがやわらかで、電気も少し明るさを落としてあり、病院とは思えないほど温かみのある雰囲気でした。
これが急性期の病棟もそうなので驚きです。
また、この病院の方針は、「薬は出さない、注射は打たない、退院は早く」ということなので、2つ目の驚きです。
しかも、その地域は長野県でもトップクラスの長寿地域と言うから3つ目の驚きです。
病院から一歩外に出ると、花や植物が無数に植えてあり、患者さんが散策できるように道が整備されています。
その花や植物は、全て地域のボランティアの方が世話をされているとのことで、また驚きです。4つ目。
薬や注射だけに頼らない医療を!
急性期でも温かみのある医療を!
今まで私が抱いてきた医療の常識を覆すことばかりでした。
ここまでのものを築きあげるのに、そして継続していくのには、並々ならぬ信念と努力が必要なのではないかと、本当に頭が下がる思いでいっぱいです。
私たち福祉人として、目指す‘心’がそこにはあります。
本当にすばらしい出逢いでした。
諏訪中央病院の皆様、ありがとうございました。
そして、こんな素敵な出逢いを演出して下さったスタッフの皆様、ありがとうございました。
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