生きる甲斐があるってもんです!
2011.1.2 |
「若いときの苦労は買ってでもせよ!」と言いますが・・・実際に苦労を買ってまでしようとする人は何人いるでしょう??
私自身も20代前半まで苦労なんてゴメンだと思っていました。
出世はしたいけどしんどい思いはしたくない、楽をして人に認められたい、誰よりも要領よくやって人の上に立ちたい・・・
恥ずかしながら、こんな風に考える毎日でした。
しかし、上の地位にありながらその実力が伴ってない方や、薄っぺらい言動で部下の不信を招く方などを見るにつれ、
また、自分自身の浅はかさや浮ついた気持ち、自力の無さや甘さなどなど、裸の王様へまっしぐらな自分自身に気付くにつれ、
苦労や苦難の大切さを身にしみてきたのです。
「若い」というのが何歳なのかは不明ですが、私は36歳、まだまだ若いと思っていますので、これからも苦労を買ってでもしていこうと思います。
松下幸之助さんの道をひらく(PHP研究所,1968年5月,P106)の一文には、
人生の脅威ともいうべきものを懸命にそしてひたすらに乗り切って、刻々と事なきを得てゆくというところに、人間としての大きな生きがいをおぼえ、人士の深い味わいを感じるということが大事なのである。
とあります。
もし、今の自分自身に納得も満足もできていない方、苦労や苦難を自ら求めてみませんか?
ある日、今年就職したばかりの新人さんとお話をした際、
私:「今からどんどんと辛く大きな壁にぶち当たることになるよ。」
新人さん:「そうですね、でもその方が、生きる甲斐があるってもんですよ。」
えっ・・・。どちらが新人??
楽しみですね。本当に将来が楽しみです。私も負けてはおられないです!!
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