事例研究について
2008.11.7 |
事例研究を始めました。
看護の世界では当たり前のように行われている事例研究・発表ですが、
介護の世界ではまだあまり馴染みがないかも知れません。
今、介護の世界でも、事例研究を積極的に行っていこうという動きが活発になっています。
これには、介護に関する研究を積み重ねていき、介護界の社会的な地位を高めていくという狙いがあります。
社会的な地位が上がるということは、給料も上がるということなので、とても喜んでいるところです。
しかし、実際に取り組み始めるといくつかの難題に直面します。
その中でも一番の難しいのは、『評価、結論に至った根拠を示すこと』です。
例えば、
「興奮している方に〜というケアすると、とても穏やかになった」という事例についてみてみるとした時、
医療の場合、「呼吸数が減った」「血圧が安定値になった」など、
値(数字)として根拠が示せるのですが、
介護の場合、「表情が良くなった」「笑顔が増えた」など、
どうしても表現が曖昧になってしまいます。
うーん・・・
でも、とにもかくにも、事例研究の道に足を踏み入れましたので、しっかり勉強していきたいと思います。
みなさんも、事例研究をしてみませんか?
そしていつか、全国事例研究発表大会で出会いましょう!!
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