特別養護老人ホーム(特養)の選び方
2008.12.8 |
在宅での生活(介護)が困難になった時、特養に入所するという選択をされる方が多いです。
入所されるご本人も、その家族も安心して任せられる特養を選ばなければなりません。
良い特養を選ぶポイントをまとめましたのでご参考下さい。
(1)実際に行って見る場合
@建物
−最新の設備より、古くても清潔か、整理整頓されているかを確認。
A人
−玄関から入った時に、事務員さんがすぐに出迎えてくれるかを確認。
−介護職員さんが自分たちの方を向いてあいさつしてくれるかを確認。
−入所者の方が置き去りになっていないかを確認。
B介護の質
−外出や行事より、三大介護(食事、排泄、入浴)に力を入れているかを確認。
*食事は、介護職員さんが入所者の方と目線を合わせて介助しているかどうかを確認。
*排泄は、臭いとトイレのカーテンがきちんと閉めてあるかを確認。
*入浴は、個浴(1人ずつ入れる小さな家庭用の浴槽)かどうかを確認。
もちろん・・・施設見学を依頼して、「ダメ」と返事する施設は論外です!!
(2)電話をかけてみる場合
C耳
−電話の相手(職員)が一方的に話すのではなく、しっかりと話を聴いてくれるかを確認。
*しっかり話を聴いてくれた後、教えて欲しいことだけ教えてくれるのがベスト。
もちろん・・・電話をかけて施設入所の相談をした時に、何も聴かずに「とにかく施設に来てください」と答える施設は論外です!!
最後に・・・最重要ポイントをお伝えします。
それは、外部からの人がどれだけ入っているかを確認することです。
ボランティアや慰問、面会や施設見学などなど、外部からの来訪者が多い施設は本当に良い施設だと言えると思います。
見学に行った時や、電話で担当者に尋ねてみてください。
外からの刺激を絶った施設は、新しい情報も入らず、他者からの指摘もないので、古いことも悪いこともそのままという施設になってしまいます。 |
風通しの良さが非常に大事です!!
特養は長く暮らしていく施設なので、慎重に真剣に選んでください。 |
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