ぼちぼち先生のコラムを掲載します。
−たった5日で・・−
2008.9.11 |
現在寝たきり生活をしている。
就職して14年、今日まで、どんなに熱が高かろうと、どんなに体がしんどかろうと、どんなに落ち込もうとも、1日たりとも仕事に穴をあけたことはなかった自分。
特に新設部所に配属になってからは、「自分が居ないと仕事がまわらない」くらいに仕事をしてきた。
それが先日、介助中に腰を痛めて立ち上がれなくなり、自宅療養となった。
それでも数日で起き上がれるようになり職場に行くと、「みんなでなんとかうまくまわしてるから、自分の体を一番に考えて休みなさい」と、追い返された。
皆の成長を嬉しく思う反面、自分の存在感の儚さを感じ、空虚な思いにおそわれている。
この気持ちはお年寄りの気持ちと一緒ではなかろうか・・
その家(家族)を一生懸命に守り、地域に貢献し、国に仕えて。。
それが今では
国からは介護問題と言われ、
地域からはあてにされず、
自分のスネをかじっていた子どももそれぞれ自立し、今では「もう歳なんだから、年寄りらしくせんと。」と、
全ての役割から降ろされてしまい、
今の自分と同じように、虚しさと切なさと諦めと、それでも諦めきれない思いを交錯させながら、天井を眺めておられるのではなかろうか。
今の若い人よりも社会性のあるお年寄りだからこそ、社会のために、家族のために、そして職員に迷惑をかけまいと、「もう歳なんだから」という言葉を、じっと耐えて受け入れられてるのではなかろうか。。
自分たち介護職員は、そんな優しさに甘んじていていいのだろうか?
こちらの立場をわかって我慢してくださってる。
それがお年寄りの「役割」ならば、それに対するお礼が必要ではなかろうか。
そのお礼の仕方は、それぞれの環境や関係で違うだろうけれど、自分にできるお礼は、その方の過去の栄光を讃え、今の時代に合わせて生きていただいていることに感謝し、どんな小さなことにも「ありがとうございます」と、言葉にして相手に伝えていくこと。
具体的には、「何もしなくていい」ではなく、1分でいいから何かをしていただく。それに対してお礼を言う。
行事に対する寸志の金額ひとつでいいからアドバイスを求め、答えに協賛しお礼を言う。
何もできない方へは、自分の言動をを観ていただく。そして評価をいただき、お礼を言う。
「“ありがとう”は魔法の言葉」という人がいるが、全くもってその通りだと思う。
この言葉こそ生きている、自分の存在価値を知らしめてくれる言葉はないと思う。
そう思いながら今も、職場から「困りました。」「どうすればいいですか?」と電話がかかってこないかと、天井を眺めながら待っている。。
が、一度もかかってきていない・・
|
|
|
スイーツ |
勉強が終わったら、自分にご褒美!
|
『極(きわみ)プリン』『和栗モンブラン』『みそまんじゅう』など人気スイーツ満載です。
【玉華堂(ギョッカドウ)】
|
ふわっふわ濃厚なワッフル!一度食べたら、もうやめられない!!止まらない!!
行列のできる関西名店ふわっふわ濃厚ワッフルセット!
|
とろ〜り濃厚チョコケーキ、なのに外はさっくり!「AneCan」など雑誌・TVに多数掲載の大人気スイーツです。
清川屋
|
神戸半熟チーズケーキ、神戸キャラメルレアチーズケーキ、生チョコレート・・・などなど大人気商品ばかり。
神戸洋菓子店フランツ
|
|
他のコラムもご覧下さい→コラム |