福祉をしようよ〜!!

レポート00053  2010.5.16
事例検討会3
実践と理論を結びつけることができ、また様々な職種や他事業所と交流を図ることができる事例検討会について、説明していきたいと思います。

事例検討会の進め方
−地域で連携を図る為の検討会−

メンバーは、地域包括支援センター、行政、社会福祉協議会、医療機関、居宅介護支援事業所、在宅介護支援センター、民生委員・福祉員、警察、消防署などなど
 
                                       
1.事例の説明
1)事例提供者は、事前に作成した事例記入シートをもとに、事例を紹介していく。 
2)事例提供者は検討したい内容(検討課題)について説明する。

【留意点】
@事例シートは、なるべく簡素化したものが良い。事例提供者の負担が少ない様式にすることが必要。

【留意点】
@司会は、事例提供者以外が行う。
2.事例の共有化
1)メンバーが、事例について知っている情報があれば提供する。

2)事例について、より詳細な情報が必要な場合は、メンバーが事例提供者に質問をしていく。

3)明確になっている事実を積み上げていく。
4)推測や憶測も交えながら、事例に出てくる人物の生活像や気持ちを考えていく。

【留意点】
@1人1問で質問。
A問題点の指摘や責めるような質問はしない。
Bこの時点で意見を言わない。

 
【留意点】
@あくまでも、事例に出てくる人物の側から考える。周りや援助者の立場からの気持ちや事実だけを考えないようにする。
3.論点の明確化と検討
1)事例の論点を整理する。
@司会者が論点と、ここまでで出てきた事実について、確認しながら一つ一つ説明していく。


4.今後の方向性の検討
1)論点を検討した内容を踏まえ、今後の方向性について検討する。
@具体的な解決方法や手だてについて意見を出し合う。
A各機関での役割分担を決定する。

【留意点】
@メンバー全員で今後の方向性について意見を出し合う。
2)事例提供者は、今後の方向性について整理してみる。
@事例提供者は、アドバイスを聴いた上での感想や、今後の方向性について話す。

 
5.まとめ
・司会者が、この検討会で決定したことを、再度メンバーに伝えながら確認していく。


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