レポート00003 2008.2.29 高齢者虐待について |
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高齢者虐待に関する数字について調べてみました。平成18年度。 | |||||||||||||||||||
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1.12628件 これは、2006年度に1829市町村、47都道府県に対して行った全国調査で明らかになった高齢者虐待の件数です。このうち53件が介護施設での虐待数です。通報は18393件あり、そのうち虐待と認定されたのが12628件とのことです。 2.41% 上記の虐待事例のうち、ケアマネージャーなどの介護職関係からの通報が41%でした。本人からの通報は12%だったとのことです。 3.37% 上記の虐待の内、息子からの虐待が37%を占めています。続いて、夫の14%、娘の13.5%となっています。合わせると男性が半数以上、実の子どもからの虐待も半数以上ということになります。 4.64%、36%、29% 上記の虐待のうち、身体的虐待が64%、心理的虐待が36%、介護放棄が29%、経済的虐待が27%でした。 5.498件 これは、上記とは別に国が行った全国調査で明らかになった、施設職員による虐待の事例数です。市町村が把握した数は上記の通り53件ということで、10倍もの差があります。 この調査は、9082施設で行いましたが、有効回答率は2割だったということで、まだまだ氷山の一角ではないかとの見方もあります。 6.190件、131件、108件、81件 これは、施設における虐待を種類別に分けた数字です。心理的虐待190件、身体的虐待131件、緊急やむを得ない場合以外の身体拘束108件、介護の放棄・放任81件となっています。 *高齢者虐待には、「身体的虐待」「心理的虐待」「介護の放棄・放任」「性的虐待」「経済的虐待」の5つが主なものとして定義されています。 このレポートは、ヨミウリ オンライン[医療と介護]を参考にしています。アクセスし「高齢者虐待」でサイト内検索すると、更に詳しい記事をご覧になれます。 平成18年度 高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等 に関する法律に基づく対応状況等に関する調査結果(確定板) *注:確定版以前の資料を基にレポートを作成していますので、上の厚生労働省の調査結果と若干数字の違いがあります。 |
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