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レポート00047 2009.12.15 介護予防教室2 |
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高齢者の介護予防教室を開催するに当たって、開催までの段取りについて紹介します。 | |||||||||
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高齢者の介護予防に注目が集まっています。 地域包括支援センターで、市町村で、社会福祉協議会で、民間で・・・様々な機関で介護予防の教室が開催されています。 介護予防教室を開催するまでの流れについてご紹介します。 1.日程の決定 介護予防教室は、何回かのシリーズで行うことが多いので、そのことを頭に入れて予定を組まなければいけません。農繁期を避けたり、街の行事や祭りなどと重ならないように配慮する必要があります。 →4回シリーズなら、4回分の日時(仮)を決めておく。予定を仮にしておくのは、講師の予定とすりあわせた時に変更になる可能性があるからです。 2.場所の決定 各地域に出向いて行うパターンや中央の会場で行うパターンがあります。いずれにしても、運動を行える広い場所が必要になります。 3.対象者の決定 高齢者を対象とした介護予防教室なので、当然対象は高齢者になります。疾病などにより、医師から運動を制限されている場合があるので、その点は留意して対象者を決定しないとけません。 →年代を分けて対象者を募集する方が、運動の内容を統一できるので、講師にとってはやりやすいようです。 →対象人数も15〜20名程度にして、あまり多くしない方が良いと思います。 4.講師の決定 1)講師探し →地元のスポーツ振興会の事務局に良い先生がいないかを問い合わせてみる。 →地元の行政(体育指導委員の事務局など)に良い先生がいないかを問い合わせてみる。 →地元の大学に良い先生がいないかを問い合わせてみる。 →地元のスポーツクラブ(民間)に良い先生がいないかを問い合わせてみる。 2)講師へのアプローチ →大学や機関、事業所などの総務課(事務所)に連絡し、アポイントメントを取る。 →大学や機関、事業所などに知り合いや友人等があれば、その方にパイプ役になってもらう。 3)講師との打ち合わせ →講師との打ち合わせは、事前に電話でアポを取って、必ず出向いてから行う。 →初回の打ち合わせでは、事業の内容、目的、自分たちの思いを伝える。 →日程については、仮の日程を伝え、講師の都合とのすりあわせを行う。 →初回の打ち合わせは、正装で出向く方が良いでしょう。2回目以降は、仕事着でも構わないと思います。 ※確認事項 @謝金−書面で確約を取っておく方が望ましい。 A開催場所 B日時(回数分の日程) C準備物 D送迎がいるか否か などなど 4)講師の派遣依頼 →大学の先生であれば学長宛に、会社の社員であれば社長宛に、福祉事業所・施設の職員であれば管理者や施設長などに講師の派遣依頼を必ず送る必要がある。
5.事前準備 →参加申し込みの電話などの連絡があった場合は、名前と連絡先を必ず聞き一覧表にまとめておく。 →参加者が確定したら、全員のスポーツ保険に加入する手続きを取る。※詳細は、財団法人スポーツ安全協会でご覧ください。 →講師から提示された準備物や資料を揃える。 →市等の委託事業で行う介護予防教室では、評価を行うために、体力測定の実施が必須になっていることが多い。そのため、体力測定の内容を決め、その道具と数値を記録するための記録用紙の準備が必要となる。 6.前日には・・・ →講師に電話を入れて、準備物や開始時間、開催場所などをもう一度確認する。 →会場づくりや資料の確認、準備物の確認を再度行う。 講師派遣依頼文【例】・介護予防教室 |
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