福祉をしようよ〜!!

レポート00007  2008.3.30
福祉職の離職率について
福祉職員(特に介護)の離職率に関する数字について調べてみました。

福祉のお仕事  福祉の資格取得情報
1.112万人
2005年時点で、介護福祉士やホームヘルパーなど介護保険事業で働く介護職の数です。2000年の介護保険発足当初からは倍増しましたが、現在も人手不足の状況となっています。

2.40〜60万人
今後10年で必要な介護職員の数です。現状でも人手不足の状況なのに、今後これだけの数の介護職員が必要とは・・・心配です。

3.20万人
この数字は、介護福祉士資格を持ちながら、介護職に就いていない人の数です。全国で介護福祉士資格を取得している人は47万人います。その内の4割ちょっとは他の職業に就いているということになります。さらに、その多数はいったん介護職に就いたが、その後転職したという人ということです。

4.20.2%
これは、介護職員の1年以内の離職率です。全労働者の1年以内の離職率は17.5%ということなので、介護職員の離職率はやはりかなり高いと言えます。(2005年・厚生労働省調べ)

5.1.22倍
介護関連の労働者の有効求人倍率です(2006年)。全職種の有効求人倍率0.92倍より高く、人手不足が浮き彫りになっています。

6.305万6500円
これは、施設介護職員の年収です。ちなみにホームヘルパーは273万4100円です。全労働者の平均が429万9200円ということを考えれば、介護職員の給料はやはりかなり安いと言えます。(2005年・厚生労働省調べ)

*現在、介護職に就いている方の4分の1の方が「体力的な負担が大きい」「精神的な負担が大きい」「社会的な評価が低い」と感じているとのことです。さらに、上記のように給料が低いということになると、今後ますます介護の現場から人が去っていくことが予測されます。給料の引き上げはもちろんのこと、魅力ある職場づくり、社会的な地位の確立が必要になってきますね。


このレポートは、ヨミウリ オンライン[医療と介護]を参考にしています。アクセスし「離職率」でサイト内検索すると、更に詳しい記事をご覧になれます。


★資格・スキルアップなら >>> 通信教育80年のがくぶん
やりがいあふれる仕事に直結する超優良通信講座をご紹介。通信教育80年の実績を誇る安心と信頼。
自分のため、人のために働きたい。 介護・医療の世界で夢を拓くまなびネット
医療・介護事務など介護福祉・医療分野の資格試験や技能修得するなら、教室数全国No.1のニチイへ。
介護・福祉・医療の資格情報サイト『シカトル』
介護・医療・福祉の講座なら、シカトルで。複数の講座案内資料を無料で一括請求して、講座を比較検討しましょう!

|トップページへ戻る