レポート00032 2008.12.21 ケアマネジメント−ケアプランづくりの流れ |
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サービス計画書(1)Aの作成方法の流れについて説明してます。 | |||||||||||
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1.ケアプランを作る意味 ・いつでも誰でも一貫して同じケアを実施するために、ケア内容を書面にする。そのことが、利用者・入所者の生活を豊かにする。 2.ケアプランを作る3つの要素 @入所者主体で! →ニーズ(課題)、目標は入所者に主体を置いて考える。ニーズや目標が介護者の目標になっていないかに注意する。 Aシンプルに、分かりやすい言葉で! →誰が見ても分かりやすい表現や言葉、文章で記載する。 B一貫性を持って! →長期目標〜ニーズ(課題)〜短期目標〜介護内容まで、テーマがひとつであることが大事。 3.ケアプラン作りの流れ
・入所者・利用者が希望している生活とは何か?→長期目標が導き出される。 ・入所者・利用者が望む生活を邪魔しているもの(問題点)は何か?→阻害要因が導き出される。 ・問題点をクリアした状態とはどんな状態か?→ニーズ、課題が導き出される。 ・ニーズ、課題を満たしクリアするために、まずどんなことをクリアすればよいか?→短期目標が導き出される。 ・短期目標を達成するために何をしたらよいのか?→介護内容が導き出される。 4.実践 ・ケアプランの実践は介護職員を始めとするスタッフ全員で徹底して行う。実践が一番大事!! ・実践がなければケアプランは全く無意味なものとなってしまう。 5.実施と評価 @前回立案したケアプランで実施できたこと、実施できなかったことを記載。また、実施できなかった理由なども記載する。 A目標が達成できたか、達成できなかったかを記載する。 B上記を踏まえて、今後ケアプランを継続するのか、中止するのか、一部変更するのか等について記載する。 6.モニタリング ・ケアプランの内容について、「実施度」「目標達成度」「満足度」「継続の可否」の4つの項目を5段階評価で記載していく。 ・数字で表せない部分については、特記事項に記載していく。 ・モニタリングは月1回実施。 このレポートは、 『改訂 介護支援専門員実務研修テキスト』(財団法人長寿社会開発センター)と 生活施設のケアプラン実践 施設ケアマネジャーの役割と可能性 (中央法規出版)を参考にしています。 |
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