福祉をしようよ〜!!

レポート00022  2008.7.8
ケアマネジメント−ニーズ・課題のヒント
サービス計画書(1)Aを作成するに当たってのニーズ・課題のヒントを紹介しています。
ケアプランづくりの参考にしてください。

ニーズ・課題のヒント

ケアプランは、全て「ご本人の望む生活」から始まります。
※『ニーズ』の定義:人間が社会生活を営むために欠かすことのできない基本的要因を欠く状態、またはその状態を解決するための条件

@基本動作
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項目 阻害要因 ニーズ・課題
寝返り
起き上がり
・自分で寝返りをすることができないので背中が蒸れる。
・自分で寝返りができないので、背中が痛む。
・自分で寝返りができないので、褥瘡ができやすい。
・寝返りが充分にできない。
・麻痺側に向いて寝ていることが多い。
・起き上がる時に、麻痺側に倒れて危ない。
●定期的な体位交換。
●臥床時の環境の整備。
●背中の痛みの軽減・消失。
●褥瘡の予防。
●自力で寝返りをうつ能力の維持・向上。
●健側の腕の筋力増強。
●起き上がり方の習得。
●寝返り方の習得。
●ベッドからの転落防止。
●自力で起き上がる能力の維持・向上。
●寝返り時のけがの防止。
●腹筋の増強。
●起き上がり時のけがの防止。
●ギャッヂベッドの使用方法の習得。
座位 ・座位姿勢が悪い。
・座り褥瘡ができやすい。
・椅子からずり落ちやすい。
・車椅子から転落するリスクが高い。
●正しい座位姿勢の保持。
●座り褥瘡の防止・予防。
●車椅子からの転落の防止。
●端座位の保持能力、筋力の維持。
●バランス感覚の保持。
●長座位能力の維持。
●座位の安定。
立位
立ち上がり
・下肢の筋力低下のため、転倒するリスクが高い。
・ベッドからの立ち上がり時にふらつく。
・立位保持が長いと麻痺側に倒れる危険性がある。
・膝痛があり、立位保持、立ち上がりに支障がある。
●下肢筋力の増強。
●立位保持能力の維持。
●バランス感覚の保持。
●安楽な立ち上がり。
●スムーズな立ち上がり。安全な立ち上がり。
●下肢筋力の維持。
●安全、安楽な立位保持。
歩行 ・長距離の歩行が困難。
・段差がある所の歩行が困難。
・屋外での歩行が困難。
・下肢の筋力低下のため、転倒のリスクが高い。
・歩行器、杖の使い方に慣れていない。
・歩行困難。
●下肢筋力の増強。
●安全な歩行。
●安楽な歩行。
●歩行器の使用方法の習得。
●杖の使用方法の習得。
●歩行機会の確保。
●下肢の活動性の維持・向上。
●安全な環境での歩行。安全な歩行環境の整備。
移乗
移動
・筋力低下のため、移乗する際に転倒するリスクがある。
・車椅子のフットレストでけがをするリスクがある。
・移乗時、車椅子のブレーキをかけ忘れてしまうことが多い。
・1人で車椅子や便器に移乗できない。
・車椅子の操作方法が理解できない。
・車椅子で移動する際、手を壁にぶつけてしまう。
・1人で目的地に行くのが困難。
●下肢筋力の維持、増強。
●自力での移動。
●安全な車椅子への移乗。
●自力での移乗。
●移乗能力の維持・向上。
●移動手段の確保。
●安全な便器への移乗。
●安楽な移動方法の確保。
●安全に移乗できる環境の整備。
●移乗用具の使用方法の習得。
●車椅子の使用方法の習得。
●安全な移動。安全な移動環境の整備。
●電動車椅子の使用方法の習得。
阻害要因
ヒント↓
@基本動作 
A食事
 
B入浴・更衣・整容
 
C排泄
 
Dコミュニケーション
 
E社会性等
 
F認知症
 
G医療面


ニーズ・課題
ヒント↓
@基本動作
A食事
 
B入浴・更衣・整容
 
C排泄 
Dコミュニケーション
 
E社会性等
 
F認知症
 
G医療面


短期目標
ヒント↓
@基本動作 
A食事 
B入浴・更衣・整容
 
C排泄
 
Dコミュニケーション
 
E社会性等 
F認知症
 
G医療面



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