福祉をしようよ〜!!

レポート bO0061
事例検討会4
2011.2.9
実践と理論を結びつけることができ、また様々な職種や他事業所と交流を図ることができる事例検討会について、説明していきたいと思います。

事例検討会のすすめ
                                               
1.目的の説明
1)事例提供者及び参加者の葛藤、不安、孤独感を和らげる

2)臨床と理論を結びつける

−他の事例・経験を疑似体験することで、また客観的な視点で見ることで自分たちが行っているケアとその理論を結びつける。

3)自己覚知
−自分自身の正しさ、間違い、悪いところ、未熟なところ、人と違うところなどを知る→痛みを伴う。

4)問題解決
−事例提供者が出した事例の問題を解決する。

【留意点】
事例検討会を施設や事業所に導入する際は、その目的を明確にしておきましょう。



2.事例検討会の方法を説明
1)質問
−事例を深めるための質問を中心に検討会を進めていく。

2)確認
−質問を受け、それに答える中で、事例提供者が自ら気付いたことや気持ちについて確認する。

3)助言
−事例提供者が解決したい課題について、メンバー一人一人がアドバイスなどを行う。

4)振り返り
−事例検討会を振り返っての感想や思いを、メンバー一人一人が話す。

【留意点】
事例検討会が終了したら、必ずその検討会の振り返りを行いましょう。



3.事例の配布
事前に準備した事例をメンバーに配布する。

【留意点】

@初めての研修では、その研修の中で時間を取ってメンバーに困りごとなどを記入してもらい、その中から一人を事例提供者にすると良いでしょう。
A事例を記入するシートはどんな物でも良いと思いますが、事例を気楽に出してもらうためにもシンプルな様式がベターだと思います。※私たちが使用しているのは、タイトル事例の概要解決したい課題A4の紙1枚にまとめられるものです。



4.ルールの説明
1)事例検討会全体を通してのルール(この7つの法則に留意しましょう)
@秘密を守る
−事例提供者やケースのプライバシーを必ず守る。

A気づきをもたらす
−事例提供者が自らの気持ちや課題に気づけるようにする。

B価値観や感情を押しつけない

C個別化する
−あくまでも事例提供者のケースとして捉える。一般論で片づけない。

Dあるがままを受け止める
−たとえ、事例提供者の言動が間違ったものであっても、その裏側にある背景や感情については、受け止めていく。

E決して裁かない
−事例提供者や他者の意見を裁かない。

F自己決定
−アドバイスは選択肢の一つで、選ぶのはあくまでも事例提供者である。

植田寿之・著対人援助のスーパービジョン よりよい援助関係を築くために (中央法規,2005)を参照。

2)質問をする上でのルール
@1人1問で質問

A問題点の指摘や責めるような質問をしない

Bこの時点で意見を言わない


【留意点】

@事例検討会を進める上で、最も大切なルールなので厳守しましょう。
A事例提供者にサポーティブな気持ちで検討会を進めることを確認する。


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