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レポート bO0067
夢のごちそうプロジェクト1 2012.1.11
夢のごちそうプロジェクトとは、周南西部地域包括支援センターとホテルサンルート徳山と山口県介護福祉士会周南ブロックが共同で進めている、「見た目も味も楽しめる介護食づくり」のプロジェクトです。

1.夢のごちそうプロジェクトの目的
1)地域包括支援センターの目的
@地域で暮らす方や施設に入所されている方で、日頃なかなか出掛けて食事をする機会がない方(嚥下困難等により)が、特別な日に安全で見た目も味も楽しめる食事を食べられる場所を開発すること。
A地域で幅広いネットワークをつくること。
B一般の人に介護について興味を持ってもらうこと。

2)ホテルサンルート徳山の目的
@地域貢献。
A新たな事業展開の一つ。

3)山口県介護福祉士会周南ブロックの目的
介護に携わる方達(介護をされている家族、介護職員、栄養士、調理員等)が、安全で見た目も 味も楽しめる食事を日常的に作る技術を身に付けること。

2.第1回試食会
フレンチ(コース)の介護食5種類が順番に出される。

●試食メンバー(12名)
・社会福祉協議会職員、介護支援専門員(居宅介護支援事業所、特養)、管理栄養士(特養)、介護福祉士(特養)、地域包括支援センター職員、一般(要介護3)


【真鯛とサーモンのミルフィーユ仕立てフルーツトマトと香草のソースで】
※左が通常の形態で、右が介護食となっています。以下も同様。



【あさり貝と野菜のスープ西京味噌風味】



【帆立貝、メバル、蛤のポアレ ブイヤベース仕立て】



【牛タンの赤ワイン煮と木の子のリゾット春の小野菜と共に】



【二食のチョコレートムース 赤い果実添え】
※料理長より、料理と料理の間に調理法についての説明がある。

●アンケート

●感想
自分が考えていたよりも遙かにレベルの高い料理の数々に驚いた。支配人、料理長を初めとするスタッフの方々の努力が伺え、非常に感動した。また、店の雰囲気、スタッフの方々の対応も良く、今後このプロジェクトが実現した際は、利用された方がとても喜ばれるのではないかと思った。
また、この試食会に参加下さった方々が、一つ一つ丁寧に食べられ、本気で意見を下さったのも嬉しかった。様々な角度や立場からの意見は非常に参考になる。そして、その意見に真剣に耳を傾けていらっしゃったスタッフの姿にも感銘を受けた。
まだまだ夢ごちそうプロジェクトは第一歩を踏み出したばかりだが、今日の試食会を振り返ってみると、今後このプロジェクトが成功するのは間違いないと確信した。
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