ふくしの寺子屋出前授業in新南陽高校 2019.2.15(金)

平成31年2月15日(金)、新南陽高校にお邪魔し、ふくしの寺子屋出前授業をしてきました。
校長先生とJRC顧問の先生に、このプロジェクトの趣旨や方法をお伝えしたところ、快諾してくださり実現に至りました。

ファシリテーターとして、14名の専門職がお手伝いしてくださいました。これまで、小学生を対象に4回授業をしてきましたが、高校生は初めてということで、みんな期待とちょっぴりの不安を抱いて臨みました!


授業の冒頭では毎回「いのち」や「平和」の大切さを伝えます!「いのち」を守ることが福祉の根源にあるからです♪

授業開始!
初めはやはり高校生も専門職もちょっぴり緊張感漂う雰囲気でした!でも、さすが対人援助職のプロたちです。徐々に高校生たちも自分の意見を話し始めました。そのうち、笑いも起こり始めました。


ふくしの授業ということで、高校生たちも講義を一方的に聞く方式だと思っていたみたいです。しかし、この授業は「教えない」「伝えない」「導かない」授業なので、戸惑いもあったようです。

自分たちで感じ、考え、語ることで自分なりの「福祉」を学んだ様子でした。


最後は、それぞれのグループで話し合ったことを発表しました。どのグループも、福祉を「困った人をただ助けるもの」として捉えるのではなく、困っているその人の強さやその人が将来できることにまで想像を働かせた発表でした。感動♪


授業が終わった後、高校生たちには今後開催する小学生を対象とした「ふくしの寺子屋公開授業」にボランティアとして参加してほしいと伝えました。授業を受け感じ考え語った経験を、次は子どもたちと共有してほしいからです。

周南つなぎびとの会では、今後もこのプロジェクトを継続していきたいと考えています。興味のある方は是非ご協力いただけると幸いです!今回の授業にご協力くださった皆さんに、心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。

※写真の掲載については許可をいただいています。