作業療法士の藤原茂様が代表を務める大規模デイサービスですが、メディアや本でご存知の方も多いかと思います。
こちらも、プライベートを含めて4回目の訪問。(注;見学には、予約と費用が必要ですのでHPにて検索されてくださいね)
“みんなちがって、みんないい”をコンセプトにサービスを実施されているのですが、主に、「人生の現役養成道場」「生きがい養成所」と2か所の棟に分かれ、個人に合わせた活動が行えます。
そして、生活行為力を向上させる仕掛けが建物内にたくさん盛り込まれています。
では、早速事業所の中をご覧ください。見学日は、なんと「ありがとう平成展」が行われていました。デイサービスに到着すると、1日の活動を自己選択できる様、マグネットボードが用意してあります。パソコン・デジカメ・カラオケ・麻雀・木工・七宝焼き・さをり織・陶芸・園芸・ちぎり絵・水墨画・パン作り・片手でできる料理教室等など。
この他に、プール歩行や、入浴、あんま、機械トレーニングなども実際に盛り込まれていました。建物は、本当に広くそれぞれのカリキュラムが行われるところまで移動するまでも、充分な移動訓練になりますよ。また、伝い歩き(移動)がしやすいよう、沢山のタンスがデイルームや廊下に設置してあります。廊下の壁には、作成された作品や、沢山のトリム(脳トレ)ができるよう設置してあります。「あんた通り○丁目」。
事業所内には、このような表示があります。「この前は、ここまで来たな~」と皆さま思いながら歩行される目安になります。所々に、ソファーもあります。休憩しながらゆっくりと移動ができます。
床に、シマシマのラインが出てきたので伺うと、横断歩道の長さだそうです。こうやって見ると、横断歩道って本当に長いですね。信号が変わる前に、渡り終えないと!マシンやプールでの訓練も行われています。あんまやメドマーも人気ですね。
調理室では、片麻痺の方が、調理が出来る様に訓練を行っておられるそうです。パン作りもこちらのスペースで行われているとのこと。カラオケボックスもありますよ。お食事は、バイキング形式になっています。所定の食器棚に置いてあるお皿を個人個人が用意し召し上がっておられます。
夢のみずうみ村では、ユーメ(事業所内通貨)を使い様々な活動に参加することができます。事業所内に、小さな神社がありました。こちらに入れられているお賽銭は、もちろんユーメです。
いかがでしたか?写真や、言葉では伝わりきらないほどの工夫が満載です!
ご案内していただいた「道先案内人」の職員の方、お話を伺った施設長の中谷様。本当にお忙しいところ御親切にしていただきありがとうございました。沢山の方々が、これからも「生涯現役」を目指してご利用されるかと思います。頑張ってください!