ほどよく、楽しく。気の合う仲間と楽しみながら、自分らしく。
1月の大寒波の午後、吹雪をも引き寄せてしまうような笑顔のすてきなお二方にインタビューをさせていただきました。
○活動
「周南市鹿野地区更生保護女性会」の会長をされている神田さんと、副会長をされている福本さん。鹿野地区の更生保護女性会で「だれもが安心して暮らせる地域社会づくり」をされています。更生保護活動の支援協力や挨拶運動など犯罪・非行防止の活動、地域食堂参加や、新1年生への手作りマスクの寄与などで子育て支援活動をしながら、地域社会づくりをされています。
コロナ禍以前の活動は、研修旅行やたくさんの行事にも参加されていたそうですが、現在では参加できる行事が少ないために、なかなか活動をすることが難しくなっています。
そんな中でもできることを探り、コロナが流行りだしたころから声を掛け合い「手作りマスク」を作り、いろんな団体に寄与されました。
マスク生活が始まり窮屈になった生活に、手作りのあたたかさに多くの人が癒されました。鹿野小学校の新1年生へのマスクのプレゼントは、かわいい生地と使いやすさ、構造もしっかり考えられていて使いやすく、子どもたちに好評です。
また、昨年開催された「いっておかえり鹿野市」では、カレーライスを出店し、鹿野小・中学生のお手伝いとともに売り、大好評でした。
今後子どもたちは少なくなっていく一方だけど、こういった子どもとのつながりは大切に続けていきたいとお二人とも話されていました。
「落ち込まない性格で、自分に素直に生きていきたい」と神田さん。
「さっぱりしていてプラス思考」な福本さん。
「ほどよく、楽しく。気の合う仲間と楽しみながら、自分らしく。」で、これからもやっていきたいとお二人は話されました。
○二人の感じている鹿野
住みやすいけど、住みづらい。交通・医療・子どもの数に物足りなさを感じる。これ以上の衰退はだめだと思う。
しかし、鹿野の人は心豊かで心が広く、純粋な人が多いと思う。
自分たちがしているボランティアや活動を通して、子どもたちを含め多くの人とつながり、一緒に鹿野を盛り上がられると良い。
○インタビューから
今以上に、もっといろいろ活動したい!という理想と、それを動かすための体力的な難しさにもどかしさを感じながらも、たくさん話し合いながら、できることを考えている、と笑顔で話されているお二人の人柄がすごく魅力的でした。いろんな振りにも快くお答えいただき、吹雪も吹き飛ばすほどの楽しいインタビューでした。
本日は視界もお足元の悪い中、本当にありがとうございました。