019 塚田 竜二 さん

鹿野学園 支援員
カイロプラクティック―Happy Life―
ユーチューバー「まるごとかの〜チャンネル!」

https://www.youtube.com/@user-lk1ud5pe4r


「みんなでひとつ」

2023.8.1(火)、ギャップ・フィリング株式会社本社で、明るく元気な鹿野をつくる会 副会長でユーチューバーでもある塚田竜二さんにお話をうかがいました。
様々な顔を持つ塚田さんに、今回インタビュアーを務める徳山商工高校の生徒さん2名と周南公立大学の学生さんも興味津々です!



鹿野の魅力は何ですか。

田舎ならではのみんながほとんど知り合いという安心感が魅力だと思います。都会だと隣の人を知らないことが多いけど、鹿野は「みんなでひとつ」という雰囲気があります。若い人の言うことや意見を、上の世代がちゃんと聴いてくれますね。


特に子どもたちはすごく過ごしやすいんじゃないかなぁと思います。自分にも一歳になる子どもがいて、保育園に預けているが、みんな自分のことを知ってくれているので、コミュニケーションが取りやすいです。コミュニティーの会議に子ども同伴で行っても、何の抵抗もなく受け入れてくれるがありがたいですね。


おいしい食べ物もたくさんあって、鹿野ファームの豚肉は最高ですね。鹿野ふるさとマルシェでしか買えない商品があるらしいので、ぜひ行ってほしい。コメもうまい。ほうれん草もうまい。

鹿野に足りないと思うものが何かありますか。


若者が欲しいと思うものがほとんどないかも。コンビニ、通信環境、遊ぶ場所など。まぁ、裏を返せば、自然が豊かということ。小学校4年生の時に、母親の故郷であるここ鹿野に来たけど、その頃は川・田んぼ・山などの大自然の中で遊んでました。

それと、居酒屋やご飯屋さんが少なくなったので、気軽に集まって交流する場所がないと感じています。イベントは結構ありますが、地域外から来られる人が多いので、地域の住民同士が気軽に交流する機会は少ないですね。


鹿野に高校が無くなったので、中学校を卒業するタイミングで鹿野を出る人が多い。鹿野に同級生は3人しかいません。ずっと鹿野に住まなくても、イベントがある時などに帰ってきてくれればいい。それで、いずれまた故郷に帰りたいと思った時に帰ってくればいい。そのためにも小さい時から地域とのかかわりを持ってもらうようにしておきたい。

そんな思いから、二十歳の若い人たちに、地元の思いを伝えるために「二十歳を祝う会」を始めました。二十歳という節目に夢や目標を書いた灯籠を流すイベントも同時に始めました。いつまでも心の中で鹿野を思っておいてほしいという願いを込めて。

YouTubeの内容やその効果について教えてください。

コミュニティーの会議の中で、鹿野をもっと発信したいという話になった時に、YouTubeで鹿野のイベントなどを発信したらいいと提案しました。すると、YouTubeの機材も揃えてくれたんですよね。イベントの様子や名所探索などのコンテンツがあります。

知り合いに会った時に「YouTube、観たよ」と言われるし、なかなか鹿野に来られない(帰られない)人から「鹿野の様子を観られてうれしい」と感謝されることもあります。2人で運営しているので、編集や更新が大変・・・。なぜか山登り動画のリクエストが多い(苦笑)。


鹿野のおすすめの場所トップ3はどこでしょう。

3位 菓子屋tatta 
鹿野の同級生がやっている店。シフォンケーキがめちゃくちゃおいしいのでぜひ食べてほしいです。ただ、鹿野ではなく須々万にあります・・・。
https://www.instagram.com/chiffon_tatta/ 

2位 サンマート 
とにかく一番人が集まる場所なので、長い時間いて人を観察してほしい。色々な人間模様が見られると思いますよ(笑)。 

1位 赤滝 
YouTubeの撮影でいった。太古から人が触っていない神秘的な自然がある。ただ、クマが出るので行くなら数人で気をつけて行ってほしいです。ライオン岩もいいですよ。


数少ない若者?として、鹿野のまちづくりに奔走している塚田さんの鹿野に対する愛情が伝わってきました。発想力と行動力で、これからもどんどんと新しいアイディアを実行・実現されていくことと思います。
そんな塚田さんと未来ある高校生や大学生がコラボできたことは、大きな意味を持つのではないかと感じました。

塚田さん、勤務後でお疲れのところ、お時間を取ってくださり、本当にありがとうございました。