地域でつながる楽しさ学ぼうよ!!

2月2日(日)、周南市にある学び交流プラザ多目的ホールにおいて、
第19回チームあ・うんzero研修会が開催されました。

チームあ・うんzeroは、周南市が主体となり医師会と連携しながら進めている在宅医療・介護連携推進事業(あ・うんネット周南が主体)において、医療と介護のネットワークづくりやスキルアップの取組を行っている任意団体です!

今回は、株式会社Join for Kaigo 代表取締役 秋本 可愛 氏をお招きし、介護職にスポットライトを当てた講演会、トークセッション、ワークショップを行いました!


●プロフィール●
平成2年生まれ。山口県光市出身。専修大学商学部在学中に、起業サークルでプロジェクトチーム sep-arrange(セパレンジ)を結成し、認知症予防のためのコミュニケーションツールとしてフリーペーパー「孫心 ( まごころ )」を発行。全国の学生フリーペーパーコンテストSFF2011にて、準グランプリを受賞。
2013年専修大学商学部卒業。同年、株式会社Join for Kaigo設立。「介護から人の可能性に挑む。」をミッションに掲げ、若者が介護に関心を持つきっかけや、若者が活躍できる環境づくりに注力。
日本最大級の介護に志を持つ若者のコミュニティ「KAIGO LEADERS」発起人。
2015年4月からは、1人ひとりの想いからアクションを生み出す教育プログラムを開始。個人向け、企業内研修や学校の授業で実施され現在約1000名が体験。その取り組みが注目され、厚生労働省の介護人材確保地域戦略会議に有識者として参加。第11回ロハスデザイン大賞2016ヒト部門準大賞受賞。
2017年より、東京都福祉人材対策推進機構の専門部会委員に就任。第10回若者力大賞受賞。

第1部は、秋本さんの講演会とワークショップ①でした。

「これから活躍する介護職に求められる7つの力」について、ご自身の体験や全国で活躍する介護の専門職・経営者との交流で学んだことなどを盛り込んでお話しくださいました!

わたしは、「変化をおもしろがる力」推しです。
介護の業界は、「人が足りなくて大変だ!」「重労働で大変だ!」「社会的な理解が低くて大変だ!」と、「大変!大変!」のオンパレードです。

しかし、「大変」なのは、「大きく変わるチャンス」でもあります。だからこそ今、変化をおもしろがる・楽しむ力が必要だと感じました!

ワークショップでは、こんな感じで自分の推しの「力」をグループの中で共有しました。参加者の方の話を聴いてみると、「違和感を提案や行動に変える力」に共感する方が多かった気がします。

80名以上の方が参加され、意見をぶつけ合いました。

第2部は、秋本さんと11=Jackのトークセッション。
初めに、Jackの団長・けんとさんとイケメン担当のしんごさんがパフォーマンスをしてくれました。詳細を語るのは避けますが・・・こんな👇感じです(笑)。

トークセッションでは、お互いの第一印象やモチベーションの保ち方、運営面(特にお金の話)について意見が交わされました。参加された皆さんが、とても温かく観てくださったので、会場全体が和やかな雰囲気になりました。

ちなみに、11=Jackとは、「福祉の世界の良さをもっと多くの人に知ってもらいたい。若者たちがもっと夢を持って福祉・介護の仕事を選択し、輝いて働き続けていけるような場にしていきたい!」という想いで、寺本賢人さんたちが立ち上げた団体です。主にボランティア活動やパフォーマンス、交流会などを行っています。
詳細は👉11=Jackリーフレット


第3部のワークショップ②では、多職種が連携するために大切なポイントについてグループで話し合いを行いました。最後はグループで出た意見を全員でシェアしました。

今回の研修会は、介護職に焦点を当て、「介護職のカッコ良さを、多職種とつながることで再認識する」という目的で企画しました。お陰様で、参加された方たちの満足度も高く、そのカッコ良さが十分に伝わった研修会になったのではないかと感じています!

なぜ、秋本さんがカッコ良く思えるのか?なぜ、秋本さんからのメッセージからカッコ良さが伝わるのか?

それは、「行動」しているから。違和感や課題、問題を感じる人は多くいます。しかし、実際に行動に移す人は少ないように思います。介護職の課題は介護職が、地域の問題は地域の人が実際に行動しない限り解決はしません。

秋本さんは、違和感や課題を感じたことを解決しようと、実際に行動されました。プランや思いを具現化されました。そこがカッコ良い
一歩を踏み出す勇気をいただいた方も多かったのではないかと思います。


秋本さん、お忙しいところ本当にありがとうございました!
Jackのみんなもありがとう。

2020年02月03日