8月18日(火)のことになりますが、やまぐち地域医療セミナー2020in周南市に参加しました。今年はオンラインでの開催でした。
午前中は、7名の学生(医学生3名、看護学生4名)さんに向けて、明るく元気な鹿野をつくる会(鹿野のコミュニティ)のメンバーが地域での取組を伝えました。
私は、鹿野地区の地域医療の歩みと今後の活動について説明をしました。
特に鹿野地区の地域医療の夜明けとなった、平成28年12月4日に周南市鹿野公民館講堂で行われた『地域医療とまちづくりを考える講演会&シンポジウム』と、
(そのときの様子は👇)
さらに発展するきっかけとなった『鹿野地域まるごとケアアンケート』については、かなり力を入れて説明しました。
(このアンケートを看護学生が分析した結果を発表したときの様子は👇)
『地域医療とまちづくりを考える講演会&シンポジウム』では、梶井先生から「地域医療はまちづくり」という言葉を初めて聞きました。だから、「みんなで」「お互いさま」「ありがとう」がキーワードになるともおっしゃいました。
矢田さんからは、「自分ごと」というキーワードをいただきました。
お二人のお陰で、「地域医療」は自分ごとなんだと理解することができました。
看護学生の発表では、日常生活の中で頼れる人がいること、相談ができる人がいることが安心につながり、主観的幸福感を高めるとの分析結果を伝えてくれ、この結果が夢プランの「にこにこ助け合い」における健康応援隊の目的へとつながっています。
こんな風に地道に積み上げた結果を7名の方にお伝えしました。
午後からは、周南市長さんも交えて真面目な座談会、夜はオンラインでまったりとした懇親会が開催されましました。
鹿野人の熱い思いや人柄が学生さんにしっかりと届いたのではないかと思います。学生さんからもたくさんの学びやアイディアをいただきました。
学生さんには、まずご自身のふるさとのことを第一に考え、第二に鹿野のことを想って地域医療に力を注いでいただけたらなぁ、と思っています。