ふくしの寺子屋公開授業in周南市

令和元年8月3日(土)10:00~12:00、周南市役所1階 シビックプラットホーム多目的室において、ふくしの寺子屋公開授業を開校しました!


今年で3回目の公開講座になります。
今回は小学2年から6年生までの15人が参加してくれました。
夏休みなのに、うれしい限りです(涙)。


今年は周南市と共催ということで、高齢者支援課の青木課長さんのご挨拶からスタートしました!

いつものように「気をつけ、礼」で授業が始まった後は、これまた恒例のアイスブレイク 『アイコでハイタッチ』で打ち解けます。みんないい笑顔ですね!


「いのちの授業」
山口県立総合医療センターの原田昌範Drが、子どもたちに平和の大切さを伝えてくださいました。

「ドックン ドックン」「ドクッ ドクッ」。自分と友だちの心音の違いを知ることで、生きているということの実感が深まったのではないかと思います・・・大げさかな!?

日本人の平均寿命が長いのは、「平和」だから。
当たり前に感じていることが、本当は尊いもんなんですね。

「ふくしの授業」
子どもたちは、4つのグループに分かれて、友だちと専門職と一緒に福祉について勉強しました。1つの物語を創るプロセスの中で、自分の中にある「福祉の心」を引き出す授業です!
特別に親御さんにもチームを組んで授業を受けていただきました。

お気づきとは思いますが、今回の授業には高校生のボランティアが参加してくれています。新南陽高校2年生の3人です。

ちょっと距離がある大人の専門職よりも、年の近いお姉さんたちの方が子どもたちの心をつかんだようです。記録を取ったり、子どもたちの話し相手になったりと、大車輪の活躍で授業を盛り上げてくれました!!

専門職14名、行政職員3名、社会福祉士を目指す大学生2名の協力もいただきました。

子どもたちが福祉について、しっかりと考えらるように、新しい気づきがあるように、自分の言葉で語れるように、大奮闘してくださいました!

カッコよさが伝わっていると良いな!


どのグループも頭を抱えながら、笑いながら1つの物語を完成させました。内容をまとめる時には、模造紙にを吹き込むべく、マジックでいろいろな絵を描きました。

想像力がフル回転しています!創造性が高まっています!!


発表は、子どもたち全員がしました。恥ずかしさや緊張を乗り越えて、みんなが発表しました。発表内容はもちろんですが、装飾した模造紙も個性的でとても面白かったです。

どの物語も生きづらさを抱えた主人公が最後ハッピーエンドになるものばかりでした。
誰かの幸せを願うことが福祉の根元だということを、子どもたちは何となく知っているんでしょうね!!


原田先生は、最後、子どもたちに「勇気を持って一歩を踏み出そう!」というメッセージを送って授業を締めくくってくださいました。

「気をつけ、礼」で授業は終了。
終了後は、もちろん『ジュニアつなぎびと認定証』を無理やり交付しました(笑)。

◆子どもたちのアンケート結果◆


片付け後はスタッフで反省会。
子どもに抱きつかれるくらい仲良くなった人、自分の目指す方向性が見えた人、子どもから思いをうまく引き出せなかったと反省する人、専門職としてのあり方と向き合った人等など子どもたちと触れ合う中で、多くの気づきが得られたようです!


収穫あり!反省点もあり!

ハードルは下げつつ、ただ面白いだけではない授業を目指してもっとブラッシュアップしなきゃ。

最後に、今回の公開授業を開校するにあたって、ご尽力・ご協力くださった皆さんに心から感謝申し上げます!

2019年08月05日