6月13日(土)、新南陽総合福祉センターにおいて、NPO法人 コネクト・ワンの設立総会を開催しました。少人数で、密を避けた上で!
わたしたちが実行したいのは、「誰にも優しいまちづくり」です。
具体的には、子どもを対象とした、「かいごの学び舎」・「ふくしの寺子屋」プロジェクトやふくしの教材づくりを、一般の方向けに「福祉のまちつなぎ講演会」などを行っていきたいと考えています。
また、「ふくもりミーティング」(ワークショップ)や、「オトナの部活」プロジェクトなど対人援助専門職向けの企画も計画しています。
これらのプロジェクトを地道に続けていくことで、地域(子どもも含めて)の福祉力が上がり、専門職のスキルや価値が向上する。その結果、誰にも優しいまちが実現する、という大がかりな仮説を立てています。
わたしたちにとって、何よりも大切なことは、活動を持続していくことです。そのために、重要なポイントが3つあると考えています。
1つめは、「人」です。
これまで、人とのつながりで生まれるパワーをいくつも体感してきました。そのパワーから創造される感動は何物にも代えがたい、わたし個人の、チーム全体の血肉になっています。
その感動を繰り返すことで、また人と人のつながりが深まる。そんな体験を何度もしています。
なので、このNPO法人では、多くの人を巻き込んで・・・いや、多くの人からご意見をいただけるようなシステムを作っていきたいと考えています。
2つめは、「お金」です。
わたしが最も苦手な分野です。
しかし、事業や活動を継続的に行って行くには、絶対に必要なものは「お金」です。自分自身、4月に独立したので、そのことが身にしみています。
ということで、この度の総会で会費を、正会員10,000円、個人賛助会員5,000円、
団体賛助会員120,000円と定めました。
お金をいただくというのは、わたしたちの思いや活動に賛同いただいている方がいるとうれしく思う反面、責任の重さを同時に心に刻まないといけないということでもあります。生きたお金になるよう、さまざまなトライをしていきたいと思います。
3つめは、楽しさです。
studio-Lの西上ありささんは講演の中で、「正しさよりも、楽しさに人は集まる」とおっしゃっていました。WANIMAさんの「やってみよう」の歌詞にも「正しいより 楽しい/正しいより 面白い・・・」とあります。
わたし自身も、様々な活動をする中で、「楽しさ」がもたらす人や組織の成長をたくさん見てきました。子どもたちが誰からも制限されることなく自由に、「福祉」の物語を作ったり、大人たちがゲームづくりに真剣に取り組んだり、何でもありのブレーンストーミングで笑いながらアイディアを出し合ったり・・・
楽しさは人を笑顔にし、人と人をつなぎ、成長させることは、間違いありません。
総会を終え思うことは、自分はつくづく人に恵まれている、ということです。自分の話に共感してくださる方、「それは違う」と意見をくださる方、苦手なお金の取り扱い方を教示してくださる方、話の軸がぶれたときに軌道修正してくださる方等など。
本当にわたしは幸せだ!