ピンチをチャンスに!
新コロナ禍の中、こんな言葉をよく耳にするようになりました。
「このピンチをチャンスに!」
好きな言葉です。
どんな逆境にあっても前向きに進んでいく。
どんな苦難もポジティブに捉えて明るい未来を切り開いていく。
ピンチの中にこそ、人が、ビジネスが、社会が成長していくチャンスがあるということでしょう。
ただ、この言葉は強すぎる気が…。
まだ禍の中にある方は、目の前のことに精一杯で心には響かないかもしれません。
まだまだ禍の後遺症から抜け出せていない方は、「チャンスに!」と言われても…って怒りを感じるかもしれません。
なので、小さいチェンジをしてみるっていうのはどうでしょう。
ピンチを(すぐに)chanceに!ではなく、
ピンチで(小さな)changeを!です。
ピンチの中、今までのやり方、考え方で行き詰まっているなら、少しだけ、身の丈にあった変化をしてみようということです。
小さなチェンジ。
坂村真民先生の詩をご紹介!(藤尾秀昭,「心に響く言葉」,致知出版社)
小さい花でいいのだ
人にほめられるような大きな美しい花ではなく
だれからも足をとめて見られなくてもいい
本当の自分自身の花を咲かせたらいいのだ
それを神様仏様に見てもらえればいいのだ
人知れずプチ決意をして、考え方を、行動を少しだけ変えてみる。
だれも予測できなかった事態が起きたのですから、行動を起こした後は、目に見えない神様や仏様に委ねてもいいのではないでしょうか。
小さなチェンジだったらできる気がしませんか?
その繰り返しがいつか大きなチャンスに変わる。
「ピンチをチャンスに!」の前に、まずはちょっとだけ自分をチェンジしてみませんか?