インタービュー012 宮木 由美子 さん |
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周南市もやいネットセンター
保健師 宮木 由美子 さん
平成25年9月11日(水)、周南市役所・もやいネットセンターに8月から勤務されている宮木由美子保健師さんに、お話を伺いました。
宮木さんは、大学卒業後、健康増進課4年、高齢支援課地域福祉担当2年、介護予防担当4ヶ月、この8月より、もやいネットセンターの保健師として勤務しています。
−きっかけ−
高校生の時、資格の本をみて保健師になりたいと思いました。 |
自分が病気がちで、医療に関心があったことも含め、仕事内容が、自分のやってみたいことと一致していたのです。
夜勤もないですし(笑)、地域といろいろな関わりを持つ保健師に憧れ大学への進学を決意しました。
大学では保健学科看護学を専攻し、他の選択肢もあったのですが、保健師志望一筋で現在に至ります。
−仕事について−
保健師活動は見えにくいかもしれませんが、以前は、地域全体に健康づくりを働きかけるポピュレーション・アプローチを中心とした業務を行っていました。
現在は逆に、ハイリスクの方への支援を中心に、予防の観点から支援を行っています。だから、戸惑うことも多いですね。
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問題を抱える人の生活支援や必要なサービス調整も行う中、普通の生活をしているだけでは見えない、いろいろなことが見えてきます。
地域の現状を目の当たりにして、この人をどう支援していくのか・・、日々が勉強です。
−仕事を続けること−
仕事上、退社時間が遅くなることも多いのですが、家庭をもった当初は、家族にも、なかなか業務を理解してもらえず、悩んだこともありました。
今は、朝出勤前には夕食のおかずをつくって、時短を心がけています。
家族も分担して家事を手伝ってくれるので、仕事に集中できます。家族に感謝ですね。 |
−ストレスコントロールについて−
家でじっとせずに映画を観に行ったり、外出するようにしています。最近は、宮島水族館に行きました。
夜中でも、ふと仕事のことを思い出して眠れないこともありますが、オンとオフを切り替えリフレッシュすることを心がけています。
仕事を離れていろいろなものを感じることが、仕事の良きヒントとなることもあります。
あと、本も好きです。今は〜「海賊とよばれた男」・・少しずつ読んで下巻に入りました。
人間、人の繋がりを大切にする。社員を兄弟のように想い育て、大変なときこそそれを大事にするなど、地元企業のお話ですし、共感できます。あと、日曜劇場「半沢直樹」ですね〜。
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−困ったときのよりどころ−
誰かに話をすることでしょうか。
同僚など、自分の知らない視点でアドバイスをもらったり、話すことで困りごとが整理されることが多いですね。信頼できる仲間や家族に意見をもらうことで、次へ進めます。
それが難しいときは、紙面に書き出すことで、自分で考えを整理し、問題解決の糸口にしています。
−特技というほどではないかもしれませんが・・−
幼いころから高校3年生までピアノを習っていましたし、音楽が好きで学生時代は、合唱部にも入っていました。 |
現在は、市のJAZZ系音楽クラブへ入り、イベントで演奏するなどの活動をしています。
練習はイベント前に集中的に行う程度ですが・・(笑)
−次世代の保健師さんへ−
現在は保健師の分散配置が進んでいて、業務内容も多種多様になっています。
いろんな場で保健師の役割が求められる中、保健師活動である「地域へ出る」ことが減ってきていると言われています。
ですが、地域へ出られるときは、率先して出かけてほしいと思います。考えるよりも出かける・・。思ったら出かける・・。 |
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紙面上の保健師活動だけでは、より良き仕事はできないだろうと思います。
今年、4月より周南市市役所健康増進課にも男性保健師が一名配置されていますし、今後は、男性保健師の活躍も期待されているところです。
−もやいネットセンターに異動して−
平成25年4月より市高齢者支援課内に設置され、高齢者の見守り、支援活動の中心的な役割を担う統括部署になります。
民間団体と協定を結び、重層的なネットワークづくりを推進しているところです。
地域見守りネットワークが円滑に進み、みんなで地域を支える体制がさらに充実していければと思います。 |
宮木さん、本日はお忙しいなか、本当にありがとうございました。
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