インタービュー015 山本 多恵 さん |
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福祉系大学卒業後、現在まで社会福祉協議会で勤務されている山本多恵さん(社会福祉士)にお話をお伺いしました。
〜今の仕事〜
周南市社会福祉協議会本部の地域福祉係として、敬老会、いきいきサロンの事務、もやいネット地区ステーション(湯野地区担当)に関する業務などを行っています。
主なものに地域の見守り活動があります。
平成23、24年度の地域見守り支えあい事業から、お元気伺いカードを作成。
高齢者の実態把握調査票なども絡め、福祉委員、民生委員さん、各地区社協で需給調整会議を行ってもらっています。 |
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そして、地域の孤独死ゼロを目標に、より重層的、効率的なものとなるべく、もやいネット地区ステーションを開設しました。
現在、市内8地区でスタートし、3年後には全地域に拠点が整備される予定です。
〜はまってること、ストレス発散〜
手芸、小物作りとか・・最近していませんね(笑)ドライブとか好きです。
上関とかの海岸線をドライブしたり、一人になる時間がないといけませんね。 |
〜社会福祉士を目指すきっかけ〜
後付になるのかもしれませんが、知的障がいのいとこがいて、小さいころから養護学校の運動会に顔を出したり、祖母も寝たきりで、ずっと家で介護を受けていました。
当時は、保健師さんが訪問して祖母の髪を洗ってくれたりしていた時代でした。
高校の時、福祉・介護流行の時代でもありましたし。そんな環境が目指したきっかけでしょうか。
うーん、他の仕事にも興味はありました。博物館の学芸員とか、図書館司書とか・・図書館司書は、大学で資格だけは取得しました。
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でも、この仕事をやってみて、自分に向いていたのかなと思っています。
様々な問題やそれを抱える人との対応も苦ではありませんし、割と人の名前なんかを覚えることも得意なほうですし。
社協に入れたのは、たまたま運がよかったのですが、県外の大学で学んでいた時に、在宅介護支援センターの仕事がしたいと思っていました。
初めは、社協が何をするところかも、よく分かっていませんでした。
でも、前新南陽社協の事務所にいたことで、地域の人や民生委員、福祉員さんと知り合え、その財産を持って、前新南陽社協の在宅介護支援センターへ勤務しました。 |
最近よく思うのですが、私は、いつも人に恵まれています。助けられて、良くしてもらってると感じることが多いですね。
私は名前のとおり「多くの人に恵まれて」おります(笑)
〜仕事に対する想い、心がけ〜
先ほどの話にも繋がるのかと思いますが、この人なら協力してあげたいと思われる人になりたいです。
仕事は一人では出来ないですから。また、仕事を頼まれる人になりたいですね。
きっと頼む側の人もこの人なら、できるだろうと思って頼んで来られるわけですから、ありがたいことです。
その中で、自分自身も期待に応え、頑張ろうというモチベーションが、高まっていきます。 |
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〜これから福祉、介護を目指すひとへ・・
おもしろさ〜
介護、福祉の方面への就職を学校の先生が、あまり勧めないという話を聞いたこともあります。
私も大学生時代に悩んだ時期がありました。
医療は病気を治す。それに比べ、介護、福祉は、生活全般を良くすることが目的で、漠然としている感じがして、医療を目指したほうがよかったのかな・・とか。
でも、それから十数年経って、この仕事が世の中に認められてきたように感じています。
職員を採用するとすれば、今は専門職となっていますし、さまざまな業種とも対等に話せます。
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人との対話が勉強にもなるし、考えさせられるこの仕事は、おもしろいですよ。
仕事の結果は、他業種に比べ目に見えにくいのですが、相手側からの感謝の言葉が返ってきたときは、良き結果だったということです。もやもやすることも多い中で、きっと成長していきますから。 |
山本多恵さん、本日はお忙しい中、本当にありがとうございました。
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