インタービュー025 間野 弘道 さん |
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泉原病院 認知症疾患医療センター
医療相談室主任 間野 弘道さん(精神保健福祉士、社会福祉士)
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〜きっかけ〜
もともと、病院事務で医療事務として働いていました。事務職よりも、もっと踏み込んだ形で患者さんと関わるほうがおもしろいかもしれないと自分の中で感じていたことがきっかけでしょうか。
そこで、一念発起して退職。通信教育で社会福祉士資格を取得した後、いろいろな現場を経験しながら、精神保健福祉士を取得し、平成20年から現職場に就職しました。
〜精神科ソーシャルワーカーのおもしろさ〜
いろいろな人に関われるのでおもしろいですね。病状によって生活の組み立て方が千差万別で異なるところがあります。
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高齢者だけでなく、年齢が、お若い方もおられ、いろいろな人生が垣間見れること。今後どう支援していくかを考えることもそうだと思います。
〜仕事の難しさ〜
妄想などもあり、一般的な考え方と離れた部分に価値観を置いておられるかたもおられるので、そこにどう向き合っていくのか・・理解してもらえない。譲れない。
例えば、退院支援にしてもどのように話をもっていくのか・・どこの対人援助職も同じではあるとは思いますが・・その辺りが難しいですね。
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〜これからのことについて〜
今までは、主に精神疾患が担当だったこともあり、特に認知症に詳しいわけでありません。
もちろん、介護保険等の絡みで認知症疾患のかたも担当はしていましたが、今回の異動で認知症疾患センターへの配属となったので、まずは勉強ですね。
ここで、電話相談を3ケ月受ける中で、まずは受診をさせたいのだけど、どうしよう・・という相談が多いんです。なかなか電話だけでの対応は、策も限られるので、うちで受けられない部分であれば、他の機関を紹介したり、協力、連携の幅を広げられるようにして、取っ掛かりの敷居を低く低くしていきたいです。
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病気、病院のイメージも、もっと良きものにしていきたいですね。
また、自分は、結構考えが固いほうなので柔軟に物事を考えられるようになりたいです。ここは一人職場なので、内部にも外部にも、もっと関わりを持っていきたいです。
〜ストレスの発散〜
子どもと接すること。ウクレレを頑張りたいです。それがストレス発散かもしれません・・。昔ギターをやっていた続きの趣味程度でまだまだ、人に聞かせられるものではありませんが・・苦笑
〜これからこの仕事を目指す人へ〜
この仕事は、いろいろな人の人生が感じられます。一般の企業では関連の方々と仕事をすることが主となりますが、患者さんは、老若男女、様々なかたが来られ多様です。
私は、自分から基本、どんどん話しかけていくタイプではないのですが、こういう立場にいることで自ら話をしに行くようになります。きっと今後、人生に良き影響を与えるものと思います。そういう意味での勉強もできると思います。
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間野さん、本日はお忙しい中、本当にありがとうございました。
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