インタービュー027 関 美純 さん |
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高齢者福祉へ携わることになったきっかけ
もともとは、医薬品の業界にいたのですが両親から地元に戻ってきてはくれないだろうかとの相談をうけて実家に戻ることになりまして、高齢者が多くなる中で高齢者福祉業界は安定した仕事だと考え、右も左もわからないままにこの世界に飛び込んだのがきっかけですね。
それが約15年前で、ちょうど介護保険が始まるころでした。
まずはじめに、6か月間特別養護老人ホームでみっちり泊りを含めた介護の経験をさせてもらいました、そこが自分のバックボーンになっていると今でも感じます。それからショートステイの相談員やデイサービス・有料老人ホームの管理者などいろいろと経験させてもらって今に至るという感じです。
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今のお仕事の具体的な内容など
今の仕事内容としては、(株)総合リハビリテーション研究所がやっているリハビリ事業、通所介護事業、市から委託を受けて行う2次予防事業の各事業所の運営を確認し、必要な指示を出すこと、そして職員の採用など全体的な統括を行っています。
27年度からの地域包括ケアシステム移行に乗り遅れないように、福祉関係者、地域とのつながりを持ち、新しい事業を考え進めていくことも仕事の一つになっています。
若い世代の職員さんへ伝えたいこと
私が日ごろから職員に伝えていることなんですが、介護のベースはホスピタリティだということを言っています。
おもてなしの精神で利用者様に対応することを常に要求していますね。「やってあげている」ではなく「させていただく」ということですね!
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ただ、なんでも職員がやるのではなく手の届かないところに気づいて、そこの部分を援助する観察力を身に付けることが必要だと考えています。
日ごろのストレス発散方法は?
ストレス発散ですか・・・・なんだかんだで仕事をすることがストレス発散になっているような気がします。
これからやっていくことや新しく始めてみたいことなど考えているときが一番楽しいですね。
一応、趣味はゴルフなんですがなかなか最近は行けてないので・・ただ、事業所の職員には仕事と休みの切り替えははっきりつけるようにはつたえています。オンとオフの使い分けは大事ですからね。
これからの展望について
先ほども少し話に出ましたが、27年度から3年かけての地域包括ケアシステムへの移行について考えています。
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要支援、2次予防事業、1次予防事業すべて踏まえて地域の中でアシストしていきたい、保険者が何を求めているのか、その意図にすぐに対応できるようにアンテナを張っておくとこが必要かなと考えています(^^)/
関さん、本日はお忙しい中、本当にありがとうございました。
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