インタービュー028 山本 有希 さん |
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平成27年9月15日(火)、周南市社会福祉協議会本部業務課 生活支援係の
山本有希さん(社会福祉士、保育士 )にお話を伺いました。
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~社会福祉協議会に就職したきっかけ~
佐賀出身です。
以前は北九州市の児童養護施設で働いていたのですが、結婚を機に周南へ移住。大学生の時、実習をした社会福祉協議会への想いが強く残っており、タイミングよく、こちらでの募集が重なり、採用していただきました。
~現在の担当業務について~
主として、法人後見、権利擁護事業に係る業務を行い、兼務でチャレンジクラブ、福祉教育、見守り配食に携わっています。
あと、今年から、もやい地区ステーションの長穂地区を担当しています。
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~仕事のおもしろさ~
もともと、新しい知識をえることや勉強することは好きなんです。
弁護士さんや司法書士さんにはかなわないけれど、新人の自分が担当をしているが故に損失、不利益を負わすようなことになってはいけないので、最低限度の法律などは知っておかなければなりません。法人後見をやり始めて、日々が勉強で、担当の先輩に付いていく日々なのですが、そこに面白さを感じています。
~目標~
目標とすべき一人の人を作っても、その人物にはなれないので、「この人のここは良いな」という部分をお手本にして、たくさんの方の良い部分を吸収することで人間性を高めていきたいです。
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以前、田舎の社会福祉協議会で実習をした時に、「時計を直してほしい、電気取り替えてほしい。」と些細なことでも地域のかたが訪ねてくる場面を見たことがあり、正直、社会福祉協議会の仕事?とも思っていたのですが、その人たちにとっては何でも相談できて解決できるスーパーマン的な存在だったのでしょう。
スーパーマンにはおよびませんが、私が直接支援できなくとも、相談すれば、どこかに繋いでくれる、何か解決に導いてくれると思ってもらえるような社会福祉協議会職員になりたいです。
~これから~
社会福祉協議会のいろいろな部署を一通り担当したいです。
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外部から見ると総務の人か、業務の人か分かりませんし、何か聞かれたときに、担当でないので分からないという返答ではなく、社会福祉協議会職員として、何でも答えれるようになりたいです。
~子供のころから~
小学生の時は、教師。その後は、外国で日本語を教えるような職業に就きたいと思っていました。
それから保育士もいいなと考えていましたが、高校生の頃からはボランティアに参加する機会も多く、その時、私ごときに「ありがとう」という言葉をかけてくれる。必要とされているという実感から・・福祉職、福祉大学を目指していました。 |
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卒業後は児童養護施設で、児童指導員として3年勤務しています。最初は子供が好き、子供たちのお母さんになりたいなという気持ちで勤めたのですが、それは難しく・・。
それならば、子供と家族や大事な人とを繋ぐコーディネーターになれたらいいなと思い仕事を続けていました。その想いや経験が今の仕事に繋がっているのだと思います。
~ストレス~
ストレス発散は、ワインですね。ドラックストアで売っているような500円くらいので・・(笑)。
あとは、サッカー観戦。香川真司選手が好きですね。
お酒と日本代表戦があれば最高です。
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~仕事と家庭~
あまり両立とかは、考えたことがないです。夫がすごいイクメンなので(照)助かっていて、特に困っていることがないんです。
子供が病気の時などは、職場の理解もあり、夫婦交互にどちらかが休みをいただくようにしています。
~これからの人へ~
最近、高齢者の虐待などが問題になっています。対人援助の仕事をしてきた経験から、気持ちが追い込まれていってしまうのも分かる部分があります。
だから、利用者を大切にする前に、まずは自分を大切にしてほしいと思います。自分を大切にすることによって相手も大切にできます。
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私も疲れを感じた時はマッサージを受けたり、先ほど言った通りワインを飲んだりしてリフレッシュをします。
福祉や介護のために・・とか。現場を何とかしたいという気持ち・・志も必要だと思いますが、そのように頑なに取り組んでいく人のほうが現実を見て潰れてしまうことが多い気がします。
だから、そこまで気負わずに目の前の楽しいことにも目を向けていくこともいいかなと思います。
山本さん、本日は、お忙しい中、本当にありがとうございました。 |
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