沖 一希 さん

平成29年10月17日(金)、合名会社スタンダードケア代表 沖一希さんのお話を伺いました。沖さんは9月に地元福川で、訪問看護事業を開始されました。


きっかけ~この仕事に興味をもったのは~
両親が看護師で、子供の頃から家に帰ると看護に関する書類や本が家にありました。
分からないままにその本を読み始めた時に体に関するいろいろな知識が楽しそう、おもしろそうだなと感じて、小学生の頃に看護師を目指そうと思いました。
 
高校の時に衛生看護科入学する時点で、すぐに現場に出たいという気持ちが強かったです。

准看護師の資格取得後訪問看護の仕事につき、2年間様々な経験を経てから、50名定員のデイサービス、70名定員のサ高住の管理者となり、その後に独立して事業を始めました

独立したい気持ちは小学6年生のころからありました

独立について
良いところは、すごく自由にやれること。
組織に属するとやはり制限があります。
独立すれば、そのあたりのその肩の荷が下りるかと思ったのですが・・逆にそうではなくて(笑)

当然のことですが、自由になるということは、大きな責任を伴うことなんだと改めて実感しました。すべての事は自分でやらないといけません。人を雇用するにしても労務から業務まですべての知識が必要ですし、社労士さんや税理士さんにお願いすれば、お金も時間もかかります。

何をするのも法人を持たないとうまくいかないと思い、居宅介護支援事業所の経営者さんとご縁があり、お話を進めていく中でそこの法人、居宅経営を同時に引き継ぐこととなりました。

それに合わせて、今までずっとやりたかった訪問看護を僕が20年間生まれ育った福川で、やり始めたという経緯があります。現在、22歳です(笑)


1日のスケジュール
5時に起床。その後30分程度は、ボケ~としています。その後2時間は各種書類に目を通し、日中は居宅・訪問看護の業務・管理、外回り等をします。夜には会計・税務関係の仕事を行います。土日なども訪問業務に出ていますね。

そのせいか、時間がある時は温泉でゆっくりすることが好きになりました。周南市の温泉はすべて回りました(笑)

今後の展開
まずは、一歩一歩踏みしめて地盤を固めていき、医療介護の架け橋になれるように次の展開へ進めていきたいです。高齢・障がい、いずれは小児へも携わっていきたいですね。

これからこの仕事を目指したい人へ向けて
まずは、一歩を踏み出してみること一歩踏み出せる人は、二歩目も行けるのです。一歩が踏み出せない人はそのままです。

一歩目を踏み出した時に、一歩目のリスクで立ち止まってしまう人は、2歩目がありません。重圧、リスクは、一歩よりも、2歩3歩4歩・・段々強くなっていきます。

一歩を踏み出せる人は、一緒にチームとしてやっていきましょう。
そこには全面的に協力をしていきたいと思います。


沖さん、お忙しい中、本当にありがとうございました。