濱田 美香 さん

2018.6.16(土)、特別養護老人ホーム松寿苑で介護福祉士としてご活躍中の、濱田美香さんにインタビューをさせていただきました。

◆介護の道へ進んだいきさつ
高校時代、特に明確な夢があった訳ではないんですが、友達に「あんたは福祉じゃろう」と言われてその気になったのが、この道に進むきっかけと言えばきっかけです(笑)。

大学の時に病院や障害者施設でアルバイト等を行いましたが、ヘルパーの資格取得のための実習で高齢者と触れ合った際に、やっぱり高齢者の支援が楽しいと感じてこの道に進みました。今は他の業種をすることは考えられないです。

◆この仕事の魅力
昨日よりも今日、今日よりも明日。自分が良い関わりをすることで、ご利用者の笑顔や言葉が増えることがこの仕事の魅力だと思います。モチベーションが上がる瞬間です。


◆介護女子コンテスト出場について
伊藤:昨年の福祉・介護のイメージアッププロジェクト「きらり☆輝く福祉・介護inやまぐち」で実施された「介護男子・介護女子コンテスト」で準グランプリを取られたということですが、いきさつや心境などを教えていただけますか?

法人の勧めで、200~300文字の応募文書を書いて送ったら、選考に残ってきらら浜で行われたコンテストに出場することになりました。コンテストの日が、毎年必ず参加していた地元の祭りの日とかぶっていたが、コンテストを優先したことをアピールしました。同情票をいただいて準グランプリになることができました。準グランプリになった後は、山口県介護福祉士会主催のイベントにゲストで出たり、介護のCMに出演したりしました。


◆仕事のつらさ
ご利用者との関わりでつらいことはありません。ただ、いつもヘラヘラ…いやニコニコしている私ですが、この4月から異動になって余裕がなくなっていたのか、ご利用者から「笑顔がないね」と言われてドキッとしたことがありました。気づかせていただくことが大切だと感じる場面でした。

◆楽しみ
好きなアーティスト(嵐)のコンサートに行ったり、陸上を見るのが好きです。今は、今度山口県で開催される日本選手権を楽しみに頑張っています。
休みは、自分もしっかり取ってリフレッシュしますし、他の人にも休みをしっかりとるように言っています。

◆松寿苑の良いところ
職員の希望に沿って柔軟に対応してくれる施設です。特に仕事を充実させるためには、プライベートの充実が大切という風土がある施設だと思います。

◆目標
自分が新人で入ったときに指導してくださった方のようになりたい。気配りができて、視野が広く、いつも落ち着いている介護福祉士さんでした。

◆若い人たちに一言
自分は人と話すのが得意ではなかったけど、この仕事に就いてからは、相手のことをもっと知りたいと思うようになり積極的にコミュニケーションを取るようになりました。また、上司から気配り心配りが大事だと言われることが、仕事を続けているうちによく理解できるようになりました。こんな風に介護で必要なことを続けることで、人間的にも成長できる魅力的な仕事だと思います。

濱田さん、お忙しいおころありがとうございました!