013 福本 勝 さん


「鹿野のことならおまかせあれ!」

2022.4.7(木)の午前中、ご自宅のサロンでお話を聞かせていただきました。優しい笑顔の中にもブレない芯のある安心感はどこからくるのでしょうか。
紐解いていきましょう!


元々徳山市役所で働いておられた福本さんは、2市2町が合併し周南市になった2年後、公民館長、コアプラザ所長、給食センター所長、教育委員会鹿野総合出張所長として、地元である鹿野に戻ってこられました。

まさに鹿野の地域活動推進役として、地域の団体や住民との関りを深められました。この時に経験して得たノウハウを、現在は地域のつなぎ役として活かされています。

他にも子どもの活動として「子ども会」や「緑の少年隊」のお世話もされながら、「鹿野の文化や文化財の保護・継承」の伝統を守る活動など積極的に動かれています。


本職は農業。農事組合法人渋川で、渋川の農業をまとめて11年目。

11ヘクタールの農地を管理している。鹿野の農業の衰退を危惧し、後継者を育てたいと熱い思いを話されました。

そして今、その想いを実現させるために3法人を中心に合同会社を立ち上げ、後継者を育成する準備をされています。


2020.8月から、第1.第3の土日に、ご自宅のサロンで「海軍さんの珈琲」を友人と開かれています。

サロンには、本と音楽の好きな福本さんが長年にわたり読みためていたレコードCDがズラリと並べてあります。

心地よく流れる音楽を聴きながらゆっくりと本が読め、寧に淹れたこだわりの珈琲がのめる空間。
「地域の中でなにかやろう」と始めたのがこのホッとできるこの場所でした。


この、素晴らしい鹿野!!
「ここ鹿野には、福祉~生活全般のすべてに困らないほどの活動団体が網羅されている」と福本さん。

鹿野には60団体くらいの活動されている地域の皆さんがいるとのこと。この各団体長が横につながり共に手を取り合い意見を交わし合いながら鹿野のまちを盛り上げる未来を、私も一緒に作っていきたいな、と思いました。


このインタビューを終え、たくさんの団体が繋がり作り上げる未来を、私も見てみたいな、と思いました。

福本さん、お忙しい中、貴重なお話を本当にありがとうございました!