御礼と誓い

令和5年9月13日(水)、「ヤングケアラーを支える赤い羽根プロジェクト助成」の決定通知書交付式がありましたので、出席しました。交付式では、助成を受けた団体を代表して御礼と誓いを伝えさせていただきました(下記に全文を記載)。光栄です。前向きで情熱いっぱいの他団体の方たちが発する良い「気」に触れ、とても元気になりました。️


『御礼と誓い』
この度は、令和5年度 赤い羽根×福祉の輪づくり運動 特別プログラム 「ヤングケアラー」を支える赤い羽根プロジェクト助成の助成団体として選んでいただき、誠にありがとうございます。併せて、募金してくださった皆様にも心から感謝申し上げます。

私たちNPO法人コネクト・ワンは、「つなぐ」「つながる」ことで、理念である「だれにもやさしいまちづくり」を実現しようとしている団体です。令和2年9月に設立し、福祉専門職、看護師、管理栄養士、弁護士など23名の会員が所属しています。

ここで、私たちのヤングケアラーに関する取組について少しお話します。
約10年前、ある講演会でヤングケアラーの当事者の方に出会いました。それ以来、私の頭の片隅にその時の衝撃がずっと存在していました。令和3年末、仲間に「ヤングケアラーについての取組をしたい」と相談すると、「やろう!」ということになり、令和4年度からヤングケアラーケアフルプロジェクトを開始しました。

これまで、定期ミーティング、支援者や当事者の方を招いての研修会とワークショップ、大学生との勉強会などを行い、今年度は人材育成と居場所づくりの2本柱に力を注いでいるところです。将来的には相談窓口とピアサポートグループを創りたいと考えています。

こうして、様々な活動をすることができるのも、今後のビジョンを描くことができるのも活動資金としてヤングケアラーを支える赤い羽根プロジェクトの助成があるからに他なりません。

この助成金は皆様から「預かっている」ものだと考えています。預かった大切なお金を、自分たちの知識やスキル、ネットワーク、社会資源、人材に変え、ヤングケアラーの課題解決に貢献していくことで、社会に、皆様にお返ししていきたいと考えています。

とは言え、私たちの法人はまだまだ未熟です。今日出会った同じ志を持つ団体様と協働していくことはもちろん、多くの方々の更なるご協力やご支援、ご指導をいただきたいと思っておりますので、何卒よろしくお願いいたします。

本日は、このような貴重な機会を与えてくださり、本当にありがとうございました。

令和5年9月13日

NPO法人コネクト・ワン 理事長 藤本真樹

2023年09月14日