樋口 智行 さん

平成28年7月16日(土)、地域密着型特別養護老人ホームくすのき苑で、主任生活相談員として活躍されている樋口智行さんのお話を伺いました。


○介護の世界を目指したきっかけ
子供が好きで、最初は保育の業界を目指していました。保育士とヘルパー、社会福祉主事の資格が取れる学校に入学しました。この学校は、実務経験を1年積むことで社会福祉士の受験資格も取れる学校でした。

その学生生活の中で介護の実習があり、その際に介護の面白さに気づいたんですね。

卒業後は、デイサービスの生活相談員と介護職員として今の法人に就職しました。

その後、介護支援専門員、介護福祉士、社会福祉士の順番で資格を取得しました。


○社会福祉士として
最近、生活相談員として仕事をする中で、またいろいろな社会福祉士の方たちと関わる中で、社会福祉士の幅の広さ、奥深さを実感しているところです。

このタイミングで、くすのき苑の生活相談員に抜擢していただいたことにすごく感謝をしています。極めていきたいと思っています。

○よりどころ
大きく分けて2つあります。
1つは“家族”。特に子どもですね。どんなに辛いことがあっても、ストレスが溜まっていても、この子たちのために仕事をするってことは、意味や意義があるなって思えます。

もう1つは、(くすのき苑で生活相談員として働く)機会を与えたくださった法人に対して、その期待にきちんと応えないといけないという思いですね。


○今後
生活相談員を極めていきたいと思っています。後進を育てながら。

法人の運営、経営の勉強もしていきたいとも考えています。上司からも経営のことを教わったりして、それもやりがいにつながっています。

○座右の銘
「どうにかなる」。
追い詰められたりしても、「何とかなる」と楽観的に考えるようにしています。今までも、ピンチになっても、どんなに辛くても何とかなっていましたので!
(藤本:いやいや、ただ運任せ人任せとか、何もせずに無責任に待っていた訳じゃないでしょう!きちんと自分で準備していたからこそ、楽観的になれるんじゃないかと思うけど)

○強み
1つの法人にずっと勤めているというのは、自分の強み、誇りですね。

○若い人たちに
介護の仕事って、生活ができないのではないかというイメージがあるけど、頑張った分だけ何か良いことがある、ということを伝えたい。本当にやりがいのある仕事

利用者さんやご家族、チームのメンバー、他の職種の方たちに認められることが本当に喜びになります。 世間のイメージはあまりよくない。なのでそれを変えていきたい!

樋口さん、お忙しい中、本当にありがとうございました。