インタービュー001 服部 恭弥 さん C |
見える福祉職にしなきゃ
伊:2年先ぐらいにキリンビバレッジとか借りて、みんなで協力して祭りというか福祉大会っていうのはどうでしょう。
服:一回JCでやろうとしたんじゃけどね。今社協のイベントというか、新たな層を巻き込むっていくのがやっぱ必要ってことで、今回釣りの大漁旗っていうのをやった。新たなボランティア層を巻き込みたいってことで、今回一番中心になってくれた人は遊漁船の船長。
伊:すごい。でも斬新で面白いですね。
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服:福祉をクローズアップするとき、一つぼくらが見ていかなきゃいけないなっていうのがあるんよね。それは、ソーシャルワーカー、ケアワーカー、ケアマネージャーみたいに、介護・福祉を支えてる人がいるということを見せるってこと。見える福祉職にしなきゃいけないなっていうのがあって。例えば歌舞伎とか浄瑠璃とかでも黒子ってあるよね。でも黒子って影の役だけど、観客全員みえてるよね。歌舞伎役者が宙返りしたり一回転したりできるのは全部本人がやってないよね。あくまで黒子が全部支えてやってるよね。黒子がやってるっていうのはみんな分かってる。そういう存在に福祉職ってならなきゃいけないんじゃないかって。で、社協はそうだろうな。地域福祉を中心にやってる、地域福祉の主体は地域住民なんだけど、あくまで社協がやってるっていうのはみせなきゃいけないんじゃないかって。
伊:色々なイベントをやってましたね、文化会館とかで。
服:そうそう、ミュージカルとかね。でも、あれは僕はみせる社協としてはすごかった。ちゃんと赤い羽根の募金のマークが入って、社協がちゃんと主宰でまあ主催までいかなくても実行委員会作って、後ろに社協がいるんだよっていうのはちゃんとみんなに見えてて。社協がいるからちゃんとここまで出来るんだっていうのがあったし。社協がいるから安心感っていうのもあったけど。今は・・・。その辺は社協復活っていうのを一つのテーマにしなきゃいけないよねって。
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伊:確かにそれを後押しする団体ってあるべきでしょうからね。
服:使えるものは使える。ほんとそうなんよね。目標はやっぱり良い福祉社会を作るっていうかね。みんなが納得する理想の福祉を実現するためだから。その辺では使えるものは使ったらいいと思うし。
藤:確かにまあ、このホームページのコンセプトもそういうことなんですよね。とりあえず小さい周南を、よりよくっていう。
服:街づくりなんかも全く福祉と関係ないかっていうとそんなことないし。政治とソーシャルワークって一緒なんよね。
藤:そうなんですか。
服:ほんとに。例えば、周南市の行政改革審議会の委員とかやらしてもらってるんだけど、行政と介護って全く分野的に違うんじゃないかと思ったら、そん中に福祉のこといっぱい出てくるんよね。今特に周南市が抱えてる建物っていうのを、市でもつか、それとも民間に委託させるか、廃止するかっていう整理統合が進んでるんだけど、そのときに出てくるのがやっぱり福祉関係のものも多い。だけど、みんなそこは腫れ物に触るかのようで・・・。 |
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伊:言う人もなかなか言いにくいっていうね。
服:そうそう。僕からみたらハード的なものもそうだし、ソフト的な事業にしてもちょっと高齢者分野に使いすぎかなっていうのもみえてくるし。一つは今色んな行政では選択と集中っていって、あれもこれもするんじゃなしに、必要なものだけきちっとやっていこうっていう方針の中で、それを高齢者福祉、行政に落としていったらどうなのかって・・・。配食サービスというのがある、そして緊急通報装置がある、それでまた身の回りにネットワークがある、それぞれの趣旨が「見守り」っていうのがあって、それってやっぱり整理統合しなきゃいけないんじゃないか。そして公がやるんじゃなしに地域の住民がやっていくべきじゃないかって。
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